ワインの値段はコルクの長さに比例する?

値段

Q:ワインのコルクには

色々な種類がありますね

A:高級ワインほど

長期保存の為に

良質の長いコルクが

必要になります

詳細:低級のワインだと
コルクの長さはゼロで
ボトル缶のような金属製の
スクリューキャップが使われています
コルクが使われているワインでも
低級の物はコルクの長さが
3㎝程度しかなく
材質もコルクの欠片を集めて圧縮した
圧搾コルクが使われています
よく見ると、砂目模様に
なっているのがわかります
圧搾コルクは10~20年でボロボロになり
短いコルクもまた耐久性に劣ります
これが、何万円もするような
高級ワインになると、5.5cm程になり
材質も天然のコルクなので
断面模様が板目のように整っています
ワインのランクが上がるに連れて
コルクが長くなるのは
高級品ほど長い年月をかけて
寝かせてつくりあげていく為です
その時、長期保存に最適な
良質の長いコルクが必要になります

合成素材でつくる合成コルクは

当初酸素が入ってしまうことがありました

近年のものは密閉率が上がり

改善されたようですが

今度は逆に開けづらいという問題が

発生している模様です

中々上手くいかないものですね

それではコルクを指針に

ワインにまつわることを

少し見ていきましょう

ワインにまつわること

ブドウの果汁を発酵させた
アルコール飲料

発祥

ワインは極めて歴史の古い酒の一つであり、新石器時代に醸造が始まったとされる。

ー略ー

ジョージアで発掘された約8000年前の陶器の壺が科学分析により世界最古のワイン醸造の痕跡であると2017年に発表された。また、アルメニアでは約6000年前のものとされる世界最古のワイン醸造所跡が発見されており、その頃には既に高度な醸造技術が確立されていた。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』~ワイン~
国名

ジョージア:東ヨーロッパ・西アジアに区分される、首都はトビリシ、2015年4月以降「グルジア」から「ジョージア」へ呼び名が変更された

アルメニア:西はトルコ・北はジョージアに位置する、首都はエレバン

ワインの分類

赤ワイン・白ワイン・ロゼの3種類

種類タンニン概要
ワイン
濃い紫
多い黒ブドウや赤ブドウを原料とする
果実丸ごとアルコール発酵させる
長期保存に向く
冷やさない方が芳醇
殆どが辛口
肉料理に合いやすい
ワイン黄色みがかる少ない白ブドウなどを原料とする
果汁のみを発酵させる(果皮除去)
辛口から甘口まで幅広い
魚料理に合いやすい
ロゼ
ワイン
ピンク少なめ白ブドウなどを赤ワイン醸造する
赤ブドウなどを白ワイン醸造する
赤・白ブドウの混醸造
赤・白ワインの混合
赤ワインの醸造過程で果皮を抜く、等
上記2種の中間の位置付け
タンニン:果皮に含まれる渋み成分

個人的には渋い赤ワインよりも

さっぱりすっきりした

白ワインの方が好みです

続いてはメインのコルクについて

コルク

概要
  • コルクガシの樹皮(コルク層)のコルク組織を剥離して加工する
  • 空気を含み、柔らかく弾力性に富む
コルクガシ

ブナ科コナラ属の常緑高木で

ポルトガル(世界の約52%生産)等の

地中海沿岸地域が原産地

約150~200年の寿命があり

樹皮を剥いでも

10年程度で再生するので

伐採せず何回も利用出来る

優れた植物です

また、ドングリは

イベリコ豚の餌となります

コルク(形成)層

植物の表皮直下にある層

コルクガシにとっては不要のもの

1回目のコルク層は凸凹が多いので

2回目以降の均質なコルク層を

利用します

瓶の栓、特にワインの栓の他

断熱材・防音材や

釣り竿のグリップなど

様々なものに利用されています

コルクの特徴
  • 通気性は少しあり、水分を殆ど通さない
  • 弾力性に富み、保温性にも優れている
  • 形や硬さなどの製造自由度が高い
  • 紫外線に強い
  • 品質にはバラツキがあり、高品質のもので無いと液や空気が漏れることがある
天然素材を使用したコルク
  • コルク層から円筒状にくり抜いたものを加工せずに利用する高価天然コルク、強度が強く長期保存に向いています
  • 天然コルクをくり抜いた後の端材を粉砕して接着剤などで固める安価圧搾コルク
  • キセルのように上部下部は天然コルクで、中間が圧搾コルクという見栄っ張りなコルクもあるようです
  • スパークリングワインは炭酸を多く含むため、密度が高く重いキノコ状のコルクが用いられています

ステーキとハンバーグみたいなものでしょうかね

天然素材よりも安価なプラスチックなどの合成素材でつくる合成コルクというものが代替コルクとして利用されています

合成コルク
  • かつての合成コルクは酸素の流入が多く、低級のワインに利用されていましたが、近年では密閉率が改善されて長期熟成可能の合成コルクが増えています
  • コルクガシが天然の素材であるが故に、微生物による汚染がカビ臭などを発生させてワインを劣化(ブショネ)させる可能性がありましたが、合成コルクにはそれが無いという利点があります
  • しかし、コルクのシミや膨らみによって、熟成度合いが分かりやすいといった理由や、伝統を重要視する風潮などから、天然コルクの方が主流(ワイン全体の約7割)になっています

安価なのは良いことですが、飲食は気分を味わうものでもあるので、やはり高級感は大事にしたいところです

コルクあれこれ
  • 日本にもアベマキという同じブナ科コナラ属の落葉高木からもコルク層が収穫出来たが、コルクガシ産のものより品質が劣り殆ど利用されていない
  • コルク全体に於けるワインの栓利用率は15%程度しかないが、コルク産業の約6割の収入に繋がっている
  • コルク栓が乾燥すると体積低下で酸素流入の可能性が上がるので、コルク栓の上にキャップシールを付けて防止している

まとめ

まとめ
  • 主なコルクには、天然素材を加工せずにくり抜いた天然コルク・端材を粉砕して固めた圧搾コルク・合成素材を使用した合成コルクがある
  • コルクガシの寿命は約150~200年あり、10年程度で再度コルク層を伐採せずに収穫出来る

 

ワインに高級と低級があるように

コルクにも高級と低級がありました

銘柄が分からなくてもコルクを見ると

どれ程の扱いのワインかが

判別出来る場合がありそうです

しかし、ご馳走になった場合などは

低級の圧搾や合成コルクを見ても

口に栓をして言わない方が

人間関係を熟成する為には

必要なことかもしれません

最後までご覧下さり

ありがとうございました

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