フロントガラスが割れると粉々になるのはなぜ?

物質

Q:フロントガラスが

粉々に割れているのを

見たことがあります

A:表面に傷がつくと

力のバランスが崩れて

粉々に割れやすくなります

詳細:窓ガラスに使われているのは
「ソーダガラス」といい、アルカリ分に
炭酸ナトリウム(ソーダ灰)が
入れてあります
コップもこの種類で、熱湯を入れると
ひずみが出来て割れてしまいます
カリウムを入れた「カリガラス」は
少し丈夫で固く、実験室のビーカーや
フラスコに使われています
鉛が入った「鉛ガラス」は
光の屈折率が高くなり
表面の反射率も高くなるので
美しく見えます
この種類は、電球・メガネ
美術品・アクセサリーに向いています
板ガラスを加熱して空気を吹きつけると
ガラスの表面は急に冷やされ
表面には圧力が、内部には引っ張る力の
かかったガラスになります
これが「強化ガラス」で
強度は普通のガラスの3~5倍もあり
自動車のフロントガラスや
ビルの窓ガラスに使われています
「強化ガラス」は強いですが
表面に傷が付くと力のバランスが崩れて
細かくヒビが入ったり
粉々に割れてしまいます
ただし、破片は強くないので
普通のガラスよりは安全です
なお最近は、運転席の前だけ
ヒビの入りにくい「強化ガラス」にしたり
ガラスとガラスの間に
透明な合成樹脂を接着剤と共に挟んで
安全度を高める
合わせガラスなどの工夫もされています

強化ガラスについて見ていきましょう

強化ガラス

フロントガラス(Front glass)は

和製英語のようで

アメリカ英語は「Windshield」

イギリス英語は「Windscreen」

などと呼ばれています

ガラスが割れるのは

強い衝撃と急激な温度変化

主な原因なので

衝撃と耐熱効果がある

強化ガラスがよく用いられています

強化ガラスの特徴
  • 普通の板ガラスを変形できる程度の温度(約650℃)まで加熱し、急速に冷風で冷却してつくる
  • 窓ガラス(フロートガラス)などに比べて約3~5倍の強度がある
  • 耐熱効果は約150~200℃(窓ガラスなどは100℃程度)と高めで、火災に強い
  • 人の手が触れやすい場所などに有効的
  • 破損しても破片が粒状になるので比較的安全
  • 割れた際に、飛び散りが少ないことで視界を奪われることがある
  • 衝撃には面に対して強く、に対して弱い
  • 一ヵ所に強い力がかかると一気に全体が割れてしまうに対しての弱さで、防犯には向かない
  • 防犯ガラスや防弾ガラスをつくるには、ガラスとガラスの間に樹脂などのフィルムを挟んで耐貫通性能を高める必要がある(合わせガラス)

強化ガラスが強い仕組みの例え

これは例えていうなら、ベットの上でシーツをピンと張って持っているような状態です。シーツを強く張れば張るほど、上にものを乗せたときのシーツのたわみが少なくなり、ベット本体を押す力が弱くなります。これが強化ガラスが外からの力に強い仕組みです。

引用元:ネコロボ事件簿~強化ガラスとは~

フロントガラスの破損は

自身の場合もあれば

他人の可能性もあります

事故など回避の難しいものから

悪意のあるいたずらまで・・・

ここで防犯について

触れておきます

防犯

大きく分けて2つ

受動的防犯能動的防犯
受動的防犯

起こり得る犯罪を予測して防御策を講じる

  • 建造物防犯:二重施錠・防犯カメラ・オートロック・モニター付きインターホン・警報やブザーを鳴らすものなど
  • 携帯防犯:スタンガン・催涙スプレー・防犯ブザーなど

建物に設置して防犯するものと持ち運んで緊急事態から防犯するものが受動的防犯に含まれます

能動的防犯
  • 犯罪の起きそうな場所などを排除したり、見回りや取り締まりをする
  • 市町村や警察などの力が必要

その地域の環境を変えていく活動という大掛かりなものになっています

家庭や個人で出来るのは

受動的防犯の方になりそうですね

モニター付きインターホンや

オートロックなどは元々の建物の構造上

変更することが難しい場合があります

一方、防犯カメラの設置は

後から設置するものなので

取り付けやすく

取り外しやすい性質を持っています

防犯カメラ5380円から入手可能
即日出荷対応防犯プレミアム

防犯の専門家が開発した

様々な防犯カメラを取り扱っています

現在の技術力で性能の向上に加え

今や防犯カメラは安価で手に入れられる

身近な防犯対策アイテムになっています

ただその前に

防犯カメラ設置に関する

注意点を挙げておきます

防犯カメラ設置の際の注意点(主に賃貸)

前提として大家さんや管理会社の許可が必要です(場合によっては居住者にも説明が必要)

室内に設置する場合は部屋を傷つけない範囲で設置可能ですが、室外となると色々な問題が発生してきます

  • 他の居住者のプライバシー問題
  • 撮影した映像の取り扱い

撮影の範囲などを事前に確認して、プライバシー保護に配慮する必要があります

続いては防犯カメラの種類について

少し見ていきましょう

防犯カメラ概要

POEカメラ・POCカメラ・ソーラーカメラ・SIMカメラの4種類について

POEカメラ

PEOカメラの特徴
  • POE(Power over Ethernet)
  • LANケーブルから電力を供給出来るので、コンセントなど外に電源装置を導入することなく、野外や天井に設置しやすい
  • ネットワークを接続すると同時に電力にも繋げることが出来る
  • LANケーブル1本で配線が簡素
  • 配線距離は約100mまでに対応
  • 多機能で映像が鮮明
  • 録画装置には電源が必要だが、大抵室内に設置するので特に問題は無い
  • 価格は少々高め

色々な場面に合わせて選べる、現在主流になっている人気タイプです

IPC-BUFD-001L ¥16,160(税込)
  • POE給電対応
  • IP67の防水・防塵
  • 夜間のカラー撮影が可能
  • 400万画素の高画質

高画質でお手頃な価格帯の防犯カメラとなっています

IPC-BAPTZP-007H ¥80,080(税込)
  • POE給電対応
  • IP67の防水・防塵
  • 夜間でもカラー撮影
  • 200万画素の高画質

検知エリア設定・スケジュール録画・プライバシー保護など高性能機能搭載

IPC-FLFP-009KW-S ¥36,080(税込)
  • POE給電対応
  • 水平視野180° 垂直視野180°
  • 夜間でもカラー撮影
  • 300万画素の高画質

魚眼レンズで視野の広い撮影が可能

PECカメラ

POCカメラの特徴
  • POC(Power Over Coax)
  • カメラとレコードをテレビなどにも用いられる同軸ケーブルで接続し、電力を供給する
  • 昔からある接続方式で現在は1本の配線で済む
  • POEよりも長距離(約300mまで、中には500mというものまであるそうです)の伝送が可能
  • 価格は安めが多い

最低限の機能を求める方におすすめです

重畳給電

POEもPOCも情報や映像の通信にも用いられるケーブルに電力を流す「重畳(ちょうじょう)」給電方式になっており、長距離給電に向いています

ソーラーカメラ

ソーラーカメラの特徴
  • 太陽光で充電するので電気代0円
  • 電源の無い場所にも設置可能
  • SDカードに録画、容量が一杯になると古い方から削除する
  • ワイヤレスで録画映像をスマホで確認出来る
  • 天候状況により、電源が安定しない場合がある
  • 録画の保存時間が短め
  • ソーラーパネルはメンテナンスが特に重要(汚れなどで給電機能低下)

不安定なところはありますが、設置場所を優先的に考える方におすすめです

SIMカメラ

SIMカメラの特徴
  • SIMカードの通信で、LANケーブルやWi-Fi環境を整える必要が無い
  • ネット環境が無い場所や、ネット配線工事の困難な場所など、どんな場所でも電源1つで設置可能
  • Wi-Fi通信よりも通信が安定しやすい
  • 専用アプリで、映像の確認や録画データのダウンロードなどの遠隔操作が出来る
  • スマホと同様に契約している通信料のプランをオーバーして使用すると通信制限がかかり、防犯カメラからの映像を確認出来なくなる

ネット環境が整っていない方におすすめです

K-GB205 ¥29,800(税込)
  • スマホやタブレットで遠隔操作が可能
  • Wi-Fi最大240Mに対応
  • 夜間でもカラー撮影
  • 300万画素の高画質

ソーラー発電のカメラなど5種類から選択出来ます

その他、用途毎に合った

防犯カメラが色々ありますね

導入の際にはご参考のほどを

防犯カメラ5380円から入手可能
即日出荷対応防犯プレミアム

最後に

強化ガラスにも

防犯カメラにも

メリットとデメリットが

同居しているので

目的に合ったものを

適宜選ぶことが重要のようです

最後までご覧下さり

ありがとうございました

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