ペットボトル入りのお茶の原価はいくら?

値段

Q:自販機のペットボトルの

お茶と他の飲み物の値段って

あまり変わりませんね

A:ペットボトル入りの

お茶の原価は

高くても30円程です

詳細:お茶に使われている
「茶葉と水」の原価は約10円
ペットボトルは大量生産されているので
原価は10~15円程
これに有名人の広告・宣伝費を加えても
出荷本数が多いので、1本あたりにすると
広告・宣伝費は5円以下であるといいます
従って、ペットボトル入りのお茶の原価は
30円程ということになります
他の商品と比べても原価率は低いです
そのような商品が他の商品と
同等の価格が付けられているのは
他の商品とのバランスを考えてのことです
缶ジュースが
1本120円で売られているのに
お茶が80円だったら
お茶の方に手が伸び
缶ジュースの売れ行きが落ちてしまいます
そうならないためには
なるべく価格を揃えなければなりません
メーカー側も当初は
ジュースと同等のこの価格で
「本当に売れるのだろうか」
という心配があったそうです
しかし、蓋を開けてみれば
大ヒット商品となりました
量も売れ、利益率の高い
ペットボトル入りのお茶は
今や、飲料メーカーの
屋台骨を支える主力商品となっています

消費者としても当初

ガソリンより高い自販機の

水やお茶はというようなイメージが

ありましたが

のどを潤すという目的を達するためには

水やお茶でも問題無く

寧ろさっぱりしていて良い

あるいはヘルシー思考から

水・お茶をまんまと

買わされてしまいました

自身が売りたいくらいの

大ヒット商品ですね



それではお茶を指針に

見ていきましょう

  • チャノキの葉(茶葉)や茎(茎茶)から作られる
  • チャノキ以外の葉・茎・果実・花びらなどの乾燥物を煎じた飲み物(麦茶・ドクダミ茶・昆布茶等)もある
  • 日本茶生産順位:1位静岡県・2位鹿児島県・3位三重県

チャノキ

  • ツバキ科ツバキ属の常緑樹
  • 低木または小高木で高さは7m前後、茶の生産目的では低木に仕立てる
  • 中国や日本の茶畑で栽培されるものは1m前後に刈り込まれる
  • 飲料・食用や化粧用の油・薬用としても利用される
  • 和名「チャノキ」は中国大陸から伝わった際の「茶」を音読みしたものといわれる

日本に於けるチャノキの歴史

奈良時代、聖武天皇の天平元年(729年)に、宮中に100人の僧侶を集めて大般若経を講義し、その2日目に行茶と称して茶を賜ったと伝えられていることから、日本へはそれ以前にアジア大陸から渡来したと考えられている。飲用される茶は、建久2年(1191年)に栄西が中国から持ち帰った種子の子孫にあたるといわれている。日本で現在栽培されている栽培品種は、「やぶきた」系統が約9割を占めている。やぶきたは1955年(昭和30年)に選抜されて静岡県登録品種になった栽培種である。

参考:wikipedia
行茶(ぎょうちゃ):お茶を行じる、お茶を飲むことも修行というもの
明庵栄西(みょうあんえいさい):平安時代末期から鎌倉時代初期の僧、臨済宗の開祖、廃れていた喫茶の習慣を日本に再び伝えた

飲料

  • 新葉の芽先2~3枚程度を摘み取って茶葉にし、緑茶や紅茶に利用する
  • 加工の仕方や原料の状態により、碾茶・抹茶・玉露・煎茶・番茶・ウーロン茶・紅茶等になる

碾茶(てんちゃ)
  • 揉まずに乾燥させたお茶で、茎や葉脈などを除いた後の細片が「碾茶」
  • 中国茶の甜茶(てんちゃ)とは異なる種類
  • 「碾」は挽く行為を表し、粉砕するためのお茶のことをいう
  • 碾茶を石臼などで挽いたものが抹茶

玉露(ぎょくろ)
  • 新芽が2~3枚開く頃、茶園にワラなどで20日間程度覆い、日光を遮って育てられたお茶
  • 日光を遮ると、アミノ酸からカテキンへの生成が抑えられるので、渋みが少なく、旨みが豊富になる
  • 低温のお湯で時間をかけて旨み成分を引き出すと良い
アミノ酸:炭素を含む化合物(有機化合物)の総称
カテキン:広義のカテキンは茶の渋み成分

煎茶(せんちゃ)
  • 緑茶(不発酵茶)の中で最も親しまれているお茶
  • 生葉(なまは)の酸化防止のために熱処理をし、葉の形状を整え、保存に耐える加工をしたものを蒸して揉んだお茶

番茶
  • 流通品としては規格外で低級のお茶
  • 製法は煎茶とほぼ同一
  • 原料は煎茶に使われる若葉ではなく、夏以降に採取される三番茶・四番茶などの成長した葉を使う
  • 茶葉を乾煎りして香ばしさを出すほうじ茶として飲まれることもある
〇番茶:その年の最初の新芽でつくったお茶を「一番茶(新茶)」といい、以降摘み取った順の葉を原料にしてつくったお茶の呼び名

ウーロン茶
  • 中国茶のうち青茶(あおちゃ・せいちゃ)に分類される半発酵茶
  • 800種類あるともいわれる
  • ウーロン茶は原料にした木によって味や香りが違ってくる
  • 日本でも少量ながら生産されている
お茶の発酵度:緑茶<白茶<黄茶<青茶<紅茶<黒茶※の順に発酵度が増す
※黒茶は微生物による発酵

紅茶
  • 茶の葉と芽を乾燥させ、揉みこんで完全発酵させたお茶
  • 微生物による発酵ではなく、元々含まれている酸化酵素による発酵

薬用

  • 若葉や種子が薬用に利用されている
  • 緑茶・ウーロン茶・紅茶には熱を冷ます効果がある

若葉
  • 頭痛・下痢・利尿作用の効果が期待出来る
  • 民間療法として風邪予防のうがい薬に利用されている
種子
  • 痰が絡む咳に効果が期待出来る
  • 乾燥させたものを粉末にして飲む方法がある
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ペットボトル

歴史

1967年、デュポンのアメリカ人科学者ナサニエル・ワイエス(英: Nathaniel Wyeth)が炭酸飲料向けプラスチック容器の開発を始め、1973年にペットボトルの特許を取得した。デュポン社のペットボトルは1974年にペプシコーラの飲料容器に採用され、世界初のペットボトルの応用例となった。

日本では当初は食品衛生法にPET樹脂の記載がなかったため清涼飲料用には使用できなかった。1977年にキッコーマンと吉野工業所がしょうゆの容器を開発し、その後1982年に飲料用に使用することが認められ、同年より日本コカ・コーラ(1983年から全国展開)、1985年からはキリンビバレッジ(当時麒麟麦酒)が1.5リットルペットボトル入り飲料を発売。

参考:wikipedia
デュポン:アメリカ合衆国の化学メーカー

ペットボトルあれこれ

  • 合成樹脂のポリエチレンテレフタレート(PET)を材料にして作られた容器
  • 約9割は飲料の容器に利用されている
  • ペットボトルの色付けは簡単だが、日本では2001年にリサイクル推進協議会のガイドライン改定により、着色ペットボトルから作られる繊維は需要が限定的である、として全面禁止になり、全て無色透明化された
  • 日本のペットボトル回収率は90%以上といわれ、世界でも高水準
  • 1990年代初期のペットボトルのキャップは現在よりも一回り大きかったが、飲みにくさとコストがかかることで小口のキャップに変遷していった
  • 日本で流通しているペットボトルの容器は280㎖~5ℓまで見受けられる
  • 玄関先などでペットボトルに入った水(野良猫対策にはならない模様)に太陽光が集まり火災を引き起こした例や、飲み残しを放置することで内部的に発酵が進み、破裂してしまう事もあるので早めに廃棄することが望ましい

廃棄方法

  1. 中身を空にする
  2. 中を洗浄する
  3. キャップを外す
  4. 自治体の方法に従うか、スーパーなどの回収ボックスに入れる

まとめ

  • ペットボトル入りのお茶の原価は高くても30円程度
  • お茶は「チャノキ」の葉(茶葉)や茎(茎茶)から作られる
  • 加工や発酵具合により様々なお茶を楽しめる
  • 日本のペットボトルは無色透明で小口キャップ

色・香り・味が異なる

緑茶や紅茶も同じチャノキを原料に

出来ているという不思議

人間の味覚への追求は

飲み物に対しても

強いことがうかがえます



最後までご覧下さり

ありがとうございました

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