機内食の値段ってどのくらい?

値段

Q:機内食の値段は

高いんですかね

A:1食当たり

ファーストクラスで1万円前後

ビジネスクラスで3000円前後

といわれています

詳細:まず、航空機の機内で食べる
という特殊な事情が関係しています
レストランなら調理後
すぐに客に提供することが出来ます
ところが、機内食の場合
一度調理したものを時間が経ってから
機内で温めて客に提供するので
料理の質は落ちてしまいます
しかも、機内食で
食中毒などを起こしてしまったら
すぐに病院にも行けませんし
航空会社の信用も落ちることになります
そこで、衛生面には
地上のレストラン以上に
気を使う必要があるわけです
従って、機内食の値段が高いのは
衛生面を最優先するためです

食事は気分で味が変わる

ということで

駅弁と同様に機内食は

特に旅行を普段あまりしない

者にとってはとても楽しみな行事で

どんな料理も

美味しく感じられてしまう

魅力があります

それでは細かく見ていきましょう

機内食

航空会社のサービスとして

無料で提供とされていますが

当然運賃の一部に含まれているので

実質有料です

格安の航空会社では

簡素化・有料化されていたり

機内食の無いこともあります

機内食の歴史

世界初

1919年10月にハンドリー・ページ・トランスポート(現・ブリティッシュ・エアウェイズ)がロンドン発パリ行きの便で機内食を提供したのが世界初である。世界初の機内食はサンドイッチと果物のみであった。

参考:wikipedia
ブリティッシュ・エアウェイズ:ヨーロッパで3位・世界で9位の規模を誇るイギリスの航空会社

日本初

日本国内では、第二次世界大戦前に国内線に就航していた大日本航空が、国内線の乗客に軽食を提供していたのが始まりとされる。

参考:wikipedia
大日本航空:国営航空会社、1938年設置~1945年解散

戦後は、東京ステーションホテルと

(現)ロイヤルホールディングス株式会社が

「卵とハムのサンドイッチ」や

「魔法瓶に入れた紅茶」を提供したのが

機内食としては初の模様です

機内食の種類

朝食・昼食・夕食
軽食・間食・特別食などがあり
エコノミークラス<ビジネスクラス≦ファーストクラスの順に機内食構成の質は向上していきます

朝食

  • ランチやディナーとは異なり、国際線では到着前の2回目の食事に提供される
  • シリアル・サンドイッチ・おにぎり・果物などを提供

特別食

  • 医学的・宗教的理由で特定の肉や酒を使わないもの、菜食主義者のための動物性食品を使わない機内食が提供されている
  • 医療食 :低塩・低カロリー・低コレステロールなどを考慮
  • 子供向け:離乳食・子供好みの味付けや盛り付けを考慮

特別食は、どの航空会社にも

実装されているわけではなく

事前の予約が必要

予約に関しては宗教上の理由如何を問わず

誰でもすることが出来ます

エコノミークラスの機内食

  • 1人前をトレーに乗せて提供
  • 主菜(ご飯を含む)・副菜・パン・デザート・飲み物
  • 主菜は肉や魚・鶏や牛など2種類(両方ある場合)から選択可能
  • 近年では和食やタイカレーなど郷土料理の選択が可能の航空会社がある
  • お酒は航空会社や種類によって有料のものがある

ビジネスクラス・ファーストクラス

  • コースメニューで、3~4種類の中から選択可能
  • 一例:食前酒・前菜・スープ・主菜・副菜・パン・デザートなど
  • 主菜メニューの予約を受け付ける航空会社も多い
  • 配膳は料理毎に各席で食器に盛り付けられる
  • 近距離線では弁当、長距離線ではサンドイッチなどの間食が用意されている
  • アラカルトで頼むことも可能

アラカルト:献立表から1品ずつ注文する料理、またはその方法

乗務員向け

  • 万一の食中毒があった場合に備えて、客室乗務員の一部のものは乗客と異なる機内食を摂ることで機内混乱のリスクを避けている
  • 操縦クルーは機内食はもとより、地上でも同様の食事形態を遵守している
  • 操縦クルーの機内食はビジネスクラス程のメニューを簡易的に詰めたものが多い

機内食の調理

  • 機内食は膨大な食材が必要
  • 地上の工場で調理した生鮮食品は急速冷凍保存
  • 民間航空機内では直火が禁止なので、ギャレー温めたものを提供する
  • 冷蔵状態で搭載されたものもオーブンや電子レンジなどで加熱する
  • 気圧の低い機内では与圧による湿度低下で味覚が鈍くなるので、味付けは濃い目にしている
ギャレー:船・列車・飛行機内で食事の調理や準備をする場所
与圧  :自然に加わる大気圧よりも機内の気圧を高くしていること

まとめ

  • 機内食は味の質よりも衛生面を最優先している
  • 世界初の機内食はイギリスの航空会社がサンドイッチと果物のみを提供したのが始まり
  • 日本初の機内食は大日本航空が国内線の乗客に軽食を提供していたのが始まり
  • 特別食は要予約だが、宗教上の理由など乗客への配慮がなされている
  • エコノミーはトレー、ビジネス・ファーストクラスはコース料理

「機内食」

旅行をしている高揚感と相まって

とてもワクワクする響きです

味が劣るといわれていますが

乗客の安全を最大限に考慮された

結果なので、値段を気にせず

料理の味よりも

旅行気分を味わう食事というのが

機内食の位置付けとしては

相応しいのではないでしょうか



最後までご覧下さり

ありがとうございました

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