火事場の馬鹿力は科学的に証明できるの?

人間

Q:火事場の馬鹿力は誰にでも

出せるものなのですかね

A:普段抑えられている

7~8割の力を

力持ちでなくても出せます

詳細:平常使われている筋肉は
全体の20~30%です
人間の筋肉は
ある能力以上の力を出せないように
脳にコントロールされています
ところが、火事や地震などに直面すると
精神的興奮のために
脳のコントロールが利かなくなり
思いがけない力を発揮します
従って、力持ちでなくても
この力を出せる可能性はあります
因みに、物を持つ時に
「よいしょ」などの
かけ声をかけるのも効果的で
何も言わない時よりも
少し余計に力が出るようです

火事場の馬鹿力は

闘争・逃走反応

戦うか逃げるか反応

と呼ばれる現象のようです

闘争・逃走反応

概要

動物が示す恐怖への反応。

危機的状況にいて、戦うか逃げるか、身動きを止める(擬死、凍結挙動(英語版))方法で生き延びてきたため備わったと考えられている。通常は発揮できない怪力を発揮できる反面、緊急時に使用しない内臓への血流が絞られたり判断力が低下するため、長期的にストレスを受けると体や精神に悪影響が出る。

引用元:wikipedia~闘争・逃走反応~
アメリカの生理学者の「ウォルター・ブラッドフォード・キャノン(人名)」が提唱したものです

重大な局面に遭遇すると

「闘争・逃走反応」を起こす

自律神経の働きがあります

自律神経は心臓・血管・呼吸・体温などを無意識の内にコントロールする機能

自律神経には

交感神経」と「副交感神経」の

2種類があります

交感神経
  • 体を緊張させる方向へ働く
  • 呼吸や鼓動が速くなったり、血圧の上昇、身の毛がよだつなどの変化をもたらす
  • 起きて活動しているときに優位になる
副交感神経
  • 体を弛緩させる方向へ働く
  • 交感神経の逆で緊張が緩む
  • 眠りにつきやすいように夜間に優位になる

交感神経副交感神経

基本的にどちらかが一方的に

機能するのではなく

両者の配分の問題になります

このバランスが崩れるのが

割と聞く「自律神経失調症」ですね

闘争・逃走反応大まかな流れ
  • 極度の恐怖やストレスを受ける
  • 交感神経優位の防御反応が出る
  • 副腎からアドレナリンノルアドレナリンなどが分泌されることで、心拍数や血圧を上げ、闘争や逃走するためのエネルギーが筋肉や脳に供給される
  • 潜在能力を発揮する
  • 緊急事態が解除されると、消耗したエネルギーを再生するために副交感神経優位に切り替わる

アドレナリン
  • 不安や恐怖により交感神経優位状態になった体に、酸素やエネルギーを供給しやすくする
  • 痛みや疲れを感じにくく、通常以上の力が出る
ノルアドレナリン
  • ストレスを感じた時に分泌され、交感神経を活発にする
  • 血圧や心拍数が上がり、活動しやすくする

火事場の馬鹿力では

普段セーブして出せない力を

一気に出すということで

やはり筋肉や骨などには

大きな負担が出るようです

その最中はアドレナリンなどによって

痛みや疲れを感じにくくなっていますが

緊急を回避した後は

言わば麻痺させていただけの

体にしっぺ返しがくるようです

「界王拳4倍だ――」

からのボロボロになった

悟空を思い出します

また、「火事場のクソ力

というのもよく聞きます

これはかの「キン肉マン」から

使われるようになったとか

作中の登場人物、特に主人公のキン肉マンやその一族に顕著に見られる潜在能力で、窮地に陥ったときに普段を遥かに超えるパワーを発揮する。

ー略ー

「火事場のクソ力」の名が作中で最初に現れるのは、第20回超人オリンピックでキン肉マンが優勝を決めた直後のラーメンマンの台詞である。

引用元:wikipedia~火事場のクソ力~

初期の方では

「火事場のバカ力」の

表記もあったようですが

後には「火事場のクソ力」に

統一されていったといわれています

まとめ

  • 人間の力は脳のコントロールによって通常20~30%程度の力しか出せない
  • 闘争・逃走反応交感神経優位の状態で、アドレナリンなどの物質により潜在能力を発揮出来る

火事場の馬鹿力を発揮したこと

及び現実で見たことは

おそらく無いのですが

どれ程の力が出せるのかは

興味があります

しかし、発揮する状況には

なって欲しくない・・・

現実の世界に於いて誰でも

悟空やキン肉マンのような

ヒーローになれるかもしれない

今回はそんな

人間に秘められた

偉大な潜在能力について

でした

最後までご覧下さり

ありがとうございました

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