新聞社が「号外」をタダで配るのはなぜ?

値段

Q:「号外」って

タダで良いんですかね

A:報道機関としての

信頼を保つためです

詳細:多くの人が
関心を持つようなニュースは
一刻でも早く伝えなければ
報道機関としての使命が果たせません
多くの人に向かって報道するために
タダにしています
また、「号外」を出す
もう一つの理由に「宣伝」があります
「号外」をタダで配れば
大勢の人が手に取ってくれます
当然そこには、新聞社の名前も
載っているわけなので、宣伝になります
報道機関の使命宣伝
この2つを同時に叶える事が出来るのが
「号外」であり、タダで配っても
新聞社にとってメリットがあるわけです

街で貰えるものと言えば

号外よりも頻度の高い

ポケットティッシュも

宣伝が目的です

配られているポケットティッシュって1個いくら?
Q:街で配られているポケットティッシュはいくら位なんでしょうねA:1個当たりの単価が約3~25円の範囲内に収まりそうです(2022年時点)詳細:制作するティッシュの種類や注文する数に...

それでは細かく見ていきましょう

新聞

新聞はテレビ・ラジオ・雑誌と共に

マスコミ4媒体といわれています

インターネットの普及により

速達性で劣る新聞ですが

その扱いやすさで

今なお独自の地位を保っており

世界でも中規模以上の都市では

新聞の販売が見られるようです

新聞の語源

「新聞」という言葉は古来の日本語にはない。この語の初出は、北宋時代に編纂された唐王朝の歴史書『新唐書』だとされている。『新唐書』の「芸文志」には唐代に書かれた書物の一覧があるが、その中に「尉遅枢(うっちすう)に、『南楚新聞』三卷あり」とある。ここでいう「新聞」とは今の日本語でいう「風聞」つまり「news」という意味であった。

ー略ー

清朝末期に欧米人が中国で「newspaper」を発刊し、現地の中国人たちもこれを真似て新聞を発刊した際、古来の「新聞」という言葉を当てて「新聞紙」と呼んだ。

ー略ー

日本語には明治時代に英語の「news」に相当する訳語として、この中国語が取り入れられ、「news」を「新聞」、「newspaper」を「新聞紙」と呼ぶようになった。

参考:wikipedia
北宋:中国の王朝、960年~1127年
清朝:1616年に満州に建国
漢民族の王朝を倒し
1644年~1912年まで続く
最後の統一王朝

新聞の分類

刊行する頻度
  • 日刊紙:毎日(or週4回以上)発行、朝刊・夕刊があり、夕刊が減少傾向
  • その他:週刊紙・旬刊紙(月3回)・月刊紙・季刊紙も存在
販売する地域
  • 全国紙:日本では、読売新聞(世界最大)・朝日新聞・毎日新聞の3大紙に、日本経済新聞・産経新聞を加えた5紙(5大紙)をいう
  • 地方紙:アメリカ合衆国に多い、都市町の広報程度の新聞、1つの県を対象とするものは「県紙」・それより小さい地域を対象とするものは「地域紙」と呼ぶ
  • ブロック紙:販売地域が複数にまたぐ地方紙を指し、現在は北海道新聞・中日新聞・西日本新聞の3紙をいう
内容
  • 一般紙    :多くの新聞に該当、広くニュース全般を扱う
  • 専門紙(業界紙):特定の業界や分野のみ扱う
  • スポーツ紙  :日本ではスポーツ・レジャーなどの娯楽を扱い、他国のタブロイド紙(大衆紙)に酷似している
  • 予想紙    :公営競技の予想
  • 機関紙    :政党や各種団体などの機関が成員を対象に発行する
成員:団体を構成しているメンバー

殆どが有料紙ですが、無料の新聞もあります
  • 学生新聞   :小さな範囲を対象とした新聞
  • ストリート新聞:貧困者の支援や雇用の機会を与える新聞
  • 点字毎日   :朝日新聞社発行、点字による週刊新聞

新聞の大きさ(判型)
大型
ブロードシート判(375㎜×600㎜):イギリスの一般紙で広く用いられる
ブランケット判 (406㎜×545㎜):日本の新聞の標準的サイズ、日本のタブロイド判の2倍
小型
タブロイド判(235㎜×315㎜):イギリスの大衆紙に多く用いられることから、大衆紙をタブロイドといわれるようになる、日本でも夕刊フジや日刊ゲンダイのような夕刊スポーツ紙に用いられている
中型
ベルリナー判(315㎜×470㎜):大型と小型の中間のサイズ

号外

  • 突発的に起こった世間の関心度の高いニュースを取り扱う新聞で、通常無料
  • 「発刊番の対象」から「号外」と呼ばれる
  • 全国的ではなく、または緊急性が低く、狭い地域を対象とした号外も発行されることがある
  • 社名入りの腕章をした号外班が駅前など人通りの多いところで配布する
  • 殆どが2ページから4ページで構成されている
  • 新聞休刊日には通常の配布号外に加え、宅配向けに特別号外が発行されることがある
号外班:新聞社や関連会社の社員、系列の新聞販売店の店員で構成される

日本の号外のはじまり

洋学者の柳河春三(やながわしゅんさん)が1868年に江戸で発刊(同年終刊)した『中外新聞』は日本人発行の初の本格的新聞と評されるが、5月16日(7月5日)、前日の上野戦争の戦況を報じた特別版を『別段中外新聞』と題して発行した。これが日本初の号外とされる。「別段」とは本紙の別刷り付録と号外速報の意味である。

参考:wikipedia
洋学  :ポルトガルの南蛮学・オランダの蘭学など西洋の学問
上野戦争:1868年7月4日、戊辰戦争の1つ、旧幕府軍と、薩摩藩・長州藩を中心とする新政府軍の間で行われた戦争

まとめ

  • 号外が無料なのは報道機関としての信頼を保つためと宣伝のため
  • 新聞はテレビ・ラジオ・雑誌と共にマスコミ4媒体
  • 新聞は発行する頻度・対象地域・内容・大きさなどで多種類に分類される
  • 「発刊番の対象」から「号外」と呼ばれる

街頭の配布の中ではティッシュよりも

受け取る率が高いであろう号外

中々遭遇できませんが

自身も必ず受け取ると思います

無料というお得感に

好奇心まで揺さぶられるものなので

もし号外を受け取らなかった人がいたら

是非その理由を聞いてみたい

と思うほど興味を引いてしまうのが

「号外」ですね



最後までご覧下さり

ありがとうございました

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