カレー1杯の原価っていくら?

値段

Q:カレー屋さんの値段って

バラつきがありますね

A:どの店もカレー1杯

概ね30%前後の原価率です

詳細:1300円で出す店も
600円で出す店も
原価率は30%程度です
値段の高いカレーを出す店では
家賃や人件費、内装や調度にも
コストがかかっています
ある程度の雰囲気やサービスを
提供しなければ、カレー1杯で
1000円以上も取ることは出来ません
以上を考慮して
原価率を30%程度に抑えています
一方、値段の安いカレーを出す店では
元々の値段が安いので
原価率を30%程度に抑えないと
家賃や人件費を賄う事が出来ない
ということになります

カレー(ライス)は国民食で

嫌いな人を探す方が難しいくらい

日本人の口に合ってしまいます

そしてどうしてもご飯が進んでしまう

罪な料理です



それではカレーについて見ていきましょう

カレー

カレー多種類の香辛料を使い、食材に味を付けるというインド料理の特徴的な料理法を用いた料理
カレーライス:カレーを米飯にかけた料理、インド料理を元にイギリスで誕生し、日本には明治時代にイギリスから伝わる

カレーの定義

狭義の意味として「スパイスを効かせた肉、魚、または野菜の煮込み料理で、ライス、パン、コーンミールなどの炭水化物が添えられた食べ物」とし、広義の意味で「汁気のあるなしに関わらずカレー粉で味付けしたすべての料理」と定義している。

タミル語のカリ(kari、スープの具の意味)またはカリル(karil、スパイスで味付けされた野菜や肉の炒め物)が語源とされる。

参考: wikipedia
タミル語:南インドのタミル人の言語

インド・イギリス・タイ・日本のカレー

インド
  • 広く知られている「カレー(カリー)」は外来語
  • インド人は本来「カレー」とは言わず、多種類の香辛料を使ったカレー料理にそれぞれ固有の名称を付けていた
  • 後に、イギリスがインド料理の一部を「カレー」として取り入れたことで世界的に広まり、インド人も「カレー」で特に間違いではないとした
  • カレー粉はイギリス人の発明

イギリス
  • イギリス人の船乗りが、シチューを作るための牛乳が日持ちしないという理由で、インド料理に使う多種類の香辛料を牛乳代わりに使い、シチューと同様の食材で作ったのがイギリスの「カレー」の由来とされている
  • 使いやすいように調合したスパイスを「C&Bカレーパウダー(カレー粉)」として商品化した
  • フランス料理の「ソース」をヒントに小麦粉のルウでカレーにとろみを出す料理が誕生した
C&B社:クロス・アンド・ブラックウェル、イギリスの食品ブランド

タイ
  • タイ語の「ゲーン」という、宮廷で発祥した多種類の香辛料を使うスープ状の料理があるが、インドのカレー料理とは直接の関連はなく、類似している為に「タイカレー」と呼ばれている
  • 「ゲーン」には香辛料を使わないものもある
  • 現在ではカレー粉を用いた「ゲーン」も存在している
  • タイに於ける「カレー」は日本風の「カレーライス」を指す
  • タイ国外で呼ばれる「タイカレー」は乾燥させた香辛料よりも芳香の強い葉を使う点に特徴がある

日本
  • 日本にカレーが伝わったのは1868年イギリスの商船がカレー粉を持ち込んだのがはじまりといわれる
  • 肉食の奨励と共に西洋文化の機運が高まったことを理由に、仮名垣魯文『西洋料理通』でカレーレシピが紹介され広まる
  • イギリス伝来のものに小麦粉を加えてとろみをつけた「カレー」を米飯にかけた「カレーライス」が普及する
  • 日本独自のカレー料理には、カレー南蛮・ドライカレー・カレーまん・カレーパン、カレー味のスナック菓子などがある
仮名垣魯文(かながきろぶん):1829~1894年、戯作者・新聞記者
戯作(げさく・ぎさく):洒落本・滑稽本・人情本・読本など
『西洋料理通』:1872年著

カレーライス

はじまり

日本で初めて「カレー」という料理の名を紹介したとされる書物は福沢諭吉の『増訂華英通語』(1860年、万延元年)で、「Curry コルリ」という表記があり、これが始まりであると言われている。

参考: wikipedia

カレーライスとライスカレー

両者についての説

両者が異なるという説
カレーライスライスカレー
米飯とカレーが別々、
あるいは左右に分ける
米飯の上にかける
西洋スープを用いたもの和風だしを用いたもの
茶色っぽいもの黄色みの強いもの
さらっとしたものとろみが強いもの
カレーが多いライスが多い
高粘度のカレーソース
福神漬けとらっきょう添え
コップの水にスプーン
人参・ジャガイモが大きめ
グリーンピース3つ
冷えると膜が張る ※

※テレビドラマの『ライスカレー』にあるようです

両者が同じものとする説では
「ライスカレー」は
米を主食とする日本人が
ライス」を強調する意味で
前に出したと言っています
歴史的に見ると
明治後期から大正時代にかけては
「ライスカレー」の方が優勢でしたが
戦後高度成長期を迎えると
固形ルウが市販されるようになり
「カレーライス」の方が優勢になってきました

各国のカレーライス

インド・パキスタン
  • インドは菜食主義者が多く豆を使ったカレーソースが主流
  • ヒンドゥー教は牛肉、イスラム教は豚肉が禁忌なので、鶏肉・羊肉・山羊肉を使用

イギリス
  • インドを植民地にしていたことで欧米の中では最もカレーに親しんでいる国
  • 1960年代に誕生した「チキンティッカマサラ」は国民食になっている

中国
  • 「咖哩(カーリー)」というカレー味の中華丼がある
  • 日本料理レストランや日本式のラーメン屋では「カレーライス」を提供している

ハワイ
  • 明治初期から日本人の移民が多く、ハワイ料理店でも「カレーライス」を提供している
  • 明治・大正時代にあった黄色いカレーが主流
  • 近年ではタイ・ベトナムからの移民も増え、多種のカレーが提供されている

まとめ

  • カレー1杯は概ね30%前後の原価率
  • インドに於ける「カレー」は多種類の香辛料を使うインド料理の特徴的な料理法で作った料理を指す
  • カレー粉はイギリス人の発明
  • 日本にカレーが伝わったのは1868年イギリスの商船がカレー粉を持ち込んだのがはじまり
  • 日本で初めて「カレー」という料理の名を紹介したのは福沢諭吉

カレーは色々な野菜や肉などの素材に

米やパン、蕎麦にうどん

ラーメンにパスタといった

主食の選択肢も多く

更に安価で美味しい

世界的に人気になるのも頷けます



最後までご覧下さり

ありがとうございました

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